社長の渡米記 #2
先生がおもむろに渡してくれた留学ジャーナル
不思議そうな顔をしている僕に向かって先生は、
「留学を希望している君にしてあげられることはこんなことしかなくて、
申し訳ないけどこれでゆるしてくれ」
僕は真面目な生徒ではなかったので、先生に迷惑ばかりかけていたため
まさかこんなことをしてもらえるとは思いもしなかったので、
とても嬉しかった。だから、30年経ってもまだよく憶えている。
その日から、家に帰っては留学ジャーナルを見て情報収集し、
シブがき隊のモックンと宮沢りえがバンクーバーの水族館で働くドラマを観て
絶対留学するぞと決意を固める毎日。
あんなふうになれたらいいな、こんなふうになりたいな
そう思うことはあっても、その思いをずっと持ち続けることって本当に難しい。
でも、そこを努力しないとなかなか人とは違うInterestingな人生にはならない。
聖夜に抱きしめて
このドラマをVHSで録画して毎日見ることによって、
落ちこぼれの高校生でもモチベーションを保つことができたので
本木雅弘と宮沢りえに感謝。
ところで、留学ジャーナルに書かれているTOEFLってなんだ!
トエフル? トーフルと読むみたいだ。
大学ごとに500とか550とか書いてある。
アメリカは500が多いなぁ、カナダは550が多いなぁ
これが実は英語の実力を計るとても重要なスコアだった。
だからみんな気軽に留学しないんだぁ、なるほど、、
続きは、次回の私のブログ担当日に…
プロフィール
井上信平(いのうえしんぺい)
株式会社0172 代表取締役
デザイナー/岩木山画家/飲食店クリエイター
元留学生/移住者(兵庫から青森)
写真/書道/茶道(平点前)
ティール組織(挫折中)
昭和49年生まれ
しし座/寅年/順応性のある狼
27才のとき、妻子とともに青森へ移住。岩木山を見て一目惚れ。青森県津軽地方への永住を決意。サラリーマン生活を経て36才でデザイン事務所を開業。37才のとき岩木山画家としてデビュー。県内外で個展を開催し、絵画を販売。41才の時、デザインの効果性を測定するため飲食店を開業。その後、4店舗まで展開。現在は2店舗展開中。